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神保彰インタビュー
ライブレポート:
ヒダじんぼ
ヒダノ修一メッセージ (+Profile)
特集:
ソロパフォーマンス &
DTXを考えよう!
Message from Shuichi Hidano
3月1日のライブ当日、ヒダノ修一さんからコメントをいただきました。
ヒダじんぼ結成の動機:
和太鼓は1500年くらいまえから日本にあるんですが、そのルーツはアフリカなんです。大陸を渡って中近東〜シルクロードときて日本に入ってきたわけで、そういう意味で「もと」は一緒なんです。
ところが和太鼓の世界というのは、同じ打楽器のドラムに比べると、やはりメジャーなものではないんです。誰でも知っているんですが、でも、ちゃんと知っているか?というと誰も知らないんですよ。今、日本には和太鼓グループが2万団体くらいあって、何百万人という太鼓人口がいるんですけれどね。 たとえば、「鼓動」の世界的な知名度は凄いんですが、日本だとやっぱり「太鼓ファン」の人以外では、パフォーマンスとして見る機会は少ないと思うんです。
僕はずっとクラシック(打楽器)をやっていたんですが、鼓動出身でもあるんです。ドラムをやったこともあって、そういう、いろいろなジャンルのリズムが好きなんです。ただ「和太鼓」っていう楽器が一番好きなんですよ。
和太鼓でなにかできないか?和洋ミックスさせて、なにか面白いことができないか?そう考えた時、とにかくビートが、ぐいぐい引っ張っていくビートあれば、たとえば今の若い人にも受け入れられるんじゃないか?そう考えて、その辺を追求してみようと思ったんです。
ぐいぐい体が乗るようなビートがでれば、誰もがついてくるわけなんですよ。普段ポップミュージックを聴いている人でもビートがあればとりあえず体がうごくんですから、良いビートであれば・・・。
神保さんとの出会い:
2〜3年前、神保さんを出会ったわけですが、神保さんとの出会いは強烈でした。そして神保さんもこちら側に興味をしめしてくれたんです。 神保さんの場合はドラマーとしてだけではなくソロパフォーマンスという形で、完成されているので、神保さんのパフォーマンスに和太鼓の重低音(聴覚障害者の方が聴くことができる楽器)・・・耳ではなく振動を体感できる部分を僕が受け持つというか、ドラムにない重低音と「カーン」っていう高音の部分を加えれば、もっと幅の広い、打楽器だけでも一つの世界が作れるのではないか?おそらく日本から世界に発信できる、一つの文化になるのではないか?そう考えて結成したわけなんです。
今後は"音"だけではなくて、もっとアーティスティックにライティングや舞台美術にも凝って、エンタテインメントなものにしたいと思っています。
Interview by S.Hatano
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