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LIVE REPORT

Nile Rodgers & CHIC
December 28 2012 at Blue Note Tokyo



最強のエンタテインメント集団の、最高にファンキーなステージ



< 1st Set >

Nile Rodgers & CHICのステージは久しぶり。白いコスチュームのメンバーが会場後方から入場し、最後にナイルをステージに迎える。ステージでいつも見せ場を作ってくれていたGerardo Velezや、リードシンガーのSylver Logan Sharpの姿が見えないのは少し残念だが、ずっしりとしたバスドラがビートを叩き出すと、いやがおうにも期待は高まる。年末を飾るにふさわしいステージの始まりだ! 。
「HANGIN' 」でスタートし、「EVERYBODY DANCE」「DANCE,DANCE,DANCE 」と続く。立ち上がり踊りだすオーディエンスが次第に増え、ナイルの切れの良いカッティングが響くと、会場はすでに大盛り上がり!ナイルのカッティングはいつ聴いても特別だ。独特の存在感とグルーブ感があり、いつまで聴いていても心地よい。
CHICのナンバーのほか、ダイアナ・ロス・メドレー、マドンナの「LIKE A VIRGIN」、ラルフ・ロールが声量たっぷりに歌い上げた「LET'S DANCE」と、まさにヒット曲満載で(もちろん、全てナイルが関わった曲)、会場のボルテージはどんどん上がっていく。これらの曲を聴いていると、あらためてナイルのすごさを感じる。
堂々たる歌いっぷりのキム・デイヴィス・ジョーンズ、ダイアナ・ロス・メドレーで透明感のあるVoを披露したフォラミ、相変わらずご機嫌なソロを聞かせてくれたジェリー・バーンズ、いつ聞いても味のあるプレイのビル・ホロマとドン・ハリス、いつもセンスのよいプレイでステージ全体を支え、盛り上げるリッチ・ヒルトンとセラン・リーナー。まさにすご腕ミュージシャンが勢ぞろいだ。
最強のエンタテインメント集団の、最高にファンキーなステージは、いつものごとく、全員立ち上がって踊り大合唱の「LE FREAK」「GOOD TIMES」で最高潮に達し、エンディングとなった。


Members:
Nile Rodgers(g,vo) ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)
Kim Davis-Jones(vo) キム・デイヴィス・ジョーンズ(ヴォーカル)
Folami(vo) フォラミ(ヴォーカル)
Bill Holloman(sax) ビル・ホロマン(サックス)
Don Harris(tp) ドン・ハリス(トランペット)
Rich Hilton(key) リッチ・ヒルトン(キーボード)
Rich Hilton(key) リッチ・ヒルトン(キーボード)
Jerry Barnes(b) ジェリー・バーンズ(ベース)
Ralph Roll(ds) ラルフ・ロール(ドラムス)


Set List)
1. HANGIN'
2. EVERYBODY DANCE
3. DANCE,DANCE,DANCE
4. I WANT YOUR LOVE
5. MEDLEY : I'M COMING OUT-UPSIDE DOWN-HE'S THE GREATEST DANCER-WE ARE FAMILY
6. SOUP FOR ONE
7. LIKE A VIRGIN
8. LET'S DANCE
9. LOST IN MUSIC
10. NOTORIOUS
11. I'M THINKING FOR YOU
12. CHIC CHEER
13. MY FORBIDDEN LOVER
14. LE FREAK
15. GOOD TIMES

Report by Asako M
Many Thanks to Blue Note Tokyo



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