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LIVE REPORT

PEABO BRYSON with special guest REGINA BELLE - ピーボ・ブライソン・ウィズ・スペシャル・ゲスト・レジーナ・ベル
January 27 2010 at Blue Note Tokyo



ピーボ・ブライソンがレジーナ・ベルをゲストに迎えてのライブショー。ブルーノートは暖かく美しいラブソングで包まれた



< Second Set >

数々の名曲を生み出してきたピーボ・ブライソンが、A WHOLE NEW WORLDのデュエットパートナー、レジーナ・ベルをゲストに迎えてのライブショー。初日のブルーノートは、暖かく美しいラブソングで包まれた。
タイトでしまったドラムが印象的なHEAVENLYのイントロ。この日のパフォーマンスはイントロが流れるなか、ピーボが場内全てのテーブルを周ってオーディエンスとコミュニケーションをとるところからスタートした。

「HEAVENLY」ではアコースティックギターを演奏し味のあるソロも披露。独特のつやのあるボーカルが美しく響く。エレピイントロが美しい「IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN」を熱唱した後、「TONIGHT, I CELEBRATE MY LOVE」ではクリスティ・ホワイトとの美しいデュオを聴かせた。バンドのクオリティはもちろん高い、ピーボならではの、透明感のあるクリスタルサウンドに包まれると本当に幸福な気持になる。

アップテンポでノリのよい「IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE」、メランコリックな「KING OF SORROW」、そしてピアノをフューチャーした「MISSING YOU」の熱唱は彼の友人であったマイケル・ジャクソンに捧げられた。

グルーヴィーなビートの効いた「SHOW AND TELL」で盛り上がったあとは、いよいよレジーナ・ベルが登場。まず「FOR THE LOVE OF YOU」「IF I COULD」「BABY COME TO ME」「BABY COME TO ME」をソロで歌った。「FOR THE LOVE OF YOU」では、その迫力のヴォーカルでオーディエンスを圧倒、そしてバラード「IF I COULD」ではソウルフルなヴォーカルを存分に聴かせ、豊かな表現力で感動をよんだ(この曲はサウンド全体をどっしりと支えたベースラインが印象的)。

パンチの効いた「BABY COME TO ME」で再び盛り上がった後は、いよいよお待ちかねビーボとのデュオ「A WHOLE NEW WORLD」だ。まさに本物!最高のヴォーカリストの共演、その美しくも力強い歌声に全体が引き込まれた。

この日のショーはアンコールにも趣向があった。アンコールで出てきたビーボは会場後方の小さい台で、オーディエンスに囲まれながら、オーディエンスと一緒に「AIN'T NOBODY」を熱唱。女性客に赤いバラをプレゼントするサービスぶりで、まさに全てを魅了した。


Members:
Peabo Bryson ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)
Regina Belle レジーナ・ベル(ヴォーカル)
Kristie White クリスティ・ホワイト(バック・ヴォーカル)
Kim Cage Riley キム・ケイジ・ライリー(バック・ヴォーカル)
Michael Hoskin マイケル・ホスキン(サックス、パーカッション)
Diana Dentino ダイアナ・デンティーノ(キーボード)
Dave Iwataki デイヴ・イワタキ(キーボード)
Peter Graham ピーター・グラハム(ギター)
Dwight Watkins ドゥワイト・ワトキンス(ベース、ヴォーカル)
Dwight Smithf ドゥワイト・スミス(ドラム)


Set List)
1. HEAVENLY 2. IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN
3. TONIGHT, I CELEBRATE MY LOVE
4. IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE
5. KING OF SORROW
6. MISSING YOU
7. SHOW AND TELL
8. FOR THE LOVE OF YOU
9. IF I COULD
10. BABY COME TO ME
11. A WHOLE NEW WORLD
12. AIN'T NOBODY

Report by Asako M
Many Thanks to Blue Note Tokyo



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