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Makoto Kuriya
/ クリヤ マコト
ピアノ、キーボード、作曲、アレンジ
Offichal Site: http://members.jcom.home.ne.jp/tothemax/
神戸生まれ。アメリカ、ウエストヴァージニア州立大学言語学部卒業。 在学中から地元ライブハウスなどで音楽活動を始める。大学卒業後本格的に
ジャズ・ピアニストとして活動を開始。チャック・マンジョーネ・グループ、 ネイサン・デイヴィス・グループに参加して全米をツアー。各地のジャ ズ・フェスティバル、TV番組に出演するほか、ドナルド・バード、トゥーツ・シールマンス、ジェームズ・ムーディー、トム・ブラウンなど多くの巨匠たちと共演した。学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を強く受け、極めてグルーヴィーでソウルフルなプレイがクリヤの特徴だ。彼は演奏活動の傍らピッツバーグ大学にてジャズ史などの講師を務め、さらにICHIBANレーベルよりファースト・リーダー・アルバム「Always
Your Friend」をリリースした。
1990年に帰国後は、日野皓正グループに参加してツアーをおこなうほか、マービン・スミッティ・スミス、ジェームズ・ジナスなど
の旧友を迎えたアルバムを次々に発表。現在までに10枚以上のリーダー作を リリースしている。コンテンポラリーな作品のほか、アニメーション・テーマをジャズにアレンジし
たアルバム「ANTITHESES」シリーズや、恩師ネイサン・デイヴィス(sax)、巨匠カーティス・ フラー(tb)らと共演したメインストリーム・ジャズ・アルバム「Mercy,
Mercy, Mercy」などもリリース。その他ベニー・モウピン(sax)、ジョン・B・ウィリアムス(b)ともレコーディングを行うなど、常にワールドスタンダードな活動を展開している。
プロデュース/アレンジ活動も積極的に行っており、企画アルバム「TV
Jazz Anthology」「Style」をプロデュースするほか、平井堅、伊東たけし、渡辺美里、上妻宏光、はなわちえ、平野公崇、TOKU、ナチュラルハイ、小原明子、佐々木功、REAL
BOOKなどを手がけている。作曲家としては平井堅、小原明子、伊東たけしなどに楽曲提供するほか、テレビ/ラジオ番組主題歌、映画音楽、CM、ファッション・ショー音楽などの作品も数多い。また2004年公開のアニメ映画「Nitaboh〜津軽三味線始祖外聞」で音楽監督をつとめ、初のフル・オーケストラ作品(演奏=ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団)を手がけて成功をおさめた。そのほか、上妻宏光、藤原道山、土井啓輔など純邦楽アーティストとの共演、クラシック・サックス奏者平野公崇とのコラボレーション、DJ内川マサヒコとのプロデュース・ユニット「Rhythm
Of Elements」によるクラブ・ミュージック制作など、ジャズにとどまらず数々の意欲的な取り組みを行っている。そのめまぐるしいほど多岐にわたる活動、驚くべき音楽性の広さ、そしてクオリティの確かさが常に高い評価を得ている。
2003年4月、コロムビア「J-room」レーベルに移籍し、これまでの活動の集大成とも言えるアルバム「Latin
Touch」をリリース。この作品では、クリヤがこれまで関わってきたジャズ、クラシックなどの芸術的作品と、ポップス、クラブ・ミュージックなどの大衆的作品をバランス良く融合し、コンテンポラリーなインストゥルメンタル・ミュージックを生み出している。 2004年10月には、「国際音楽の日〜ユネスコ音楽祭」のメインアクトにアジア大陸代表として参加。パリのユネスコホールにてビリー・コブハム、ジェームズ・ムーディー、ジョン・ファディス等の一流ジャズメンと共演予定。
記)
1989年 オハイオ・ジャズ・コンペティションで最優秀ピアニスト賞受賞。
1990年 ウェスティングハウス・カルチュラル・アワード受賞。
1995年 インドの「ジャズ・ヤトラ」フェスティバルに参加。
1999年 モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパンに出演。
2002年 サントリーホール「真夏のアコースティック・ライブ」に2日連続出演
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